経営事項審査（経審）とは｜公共工事に参加するための必須審査
経営事項審査（経審）とは、公共工事を受注するために必要となる 建設業者の「総合的な経営力・技術力」を点数化する制度 です。
結果は「総合評定値（P点）」として算出され、入札参加資格申請に使用します。
横浜・神奈川の公共工事に参加するためには、
建設業許可 → 経審 → 入札参加資格申請（指名願い）
という流れが必要です。
経営事項審査（経審）が必要になるケース
- 国・県・市町村の 公共工事に参加したい
- 入札参加資格申請を行いたい
- 点数を上げて、より大きな工事に参入したい
- 元請・法人取引の信用力を高めたい
公共工事を受注しない会社も、経審を取得することで金融機関・元請への信用力が上がるメリットがあります。
経営事項審査（経審）の流れ
- 決算変更届の提出（毎年）
- 経営状況分析（Y点）の申請
- 経営事項審査（X・Z・W点）の申請
- 総合評定値（P点）の通知を受け取る
- この通知書を使って 入札参加資格申請 をする
神奈川県は経審の処理が比較的早く、資料が揃っていればスムーズに審査が進みます。
経営事項審査（経審）の点数構成
経審は次の4つの評価項目で構成されます。
■ X（工事成績）
過去の施工実績・工事成績評定。
■ Y（経営状況）
財務内容の健全性を評価。
自己資本・利益率・負債の少なさなどがポイント。
■ Z（技術力）
技術者数・保有資格・工事実績を評価。
■ W（その他の審査項目）
社会保険加入、建設キャリアアップシステム（CCUS）登録者数、表彰歴、法令順守など。
点数を上げるための基本戦略（中小・解体・とび業者向け）
技術者（施工管理技士・技能者）を増やす
自己資本を増やす（負債圧縮）
CCUS登録を進める（W点対策）
小規模案件でも「工事実績」を積み上げる
役員の有資格者もZ点に反映できる
特に横浜・川崎の 解体業者・とび土工業者 はZ点（技術力）で差がつきやすいので、重点対策が効果的です。
経審申請書一式
- 決算書（直近）
- 経営状況分析申請書
- 社会保険加入証明
- 工事実績資料
- 技術者の資格証明書
当事務所では 資料のリスト化 → 書類作成 → 県庁申請 → 補正対応までフルサポートしています。
当事務所の経審サポート（横浜・神奈川）
財務内容から点数UPの改善ポイントを具体的に提示
技術者資格・実務経験の整理
経営状況分析 → 経審申請 → 入札資格まで一貫対応
解体・とび土工の経審に特に強い
経審は「出せば終わり」ではなく、毎年の点数改善サイクルが大きな差になります。
まずは無料相談をご利用ください
「うちの点数はいくらくらい？」
「どこを改善すれば入札に届く？」
「経審を受けるべきか判断だけしてほしい」
どんな内容でもお気軽にご相談ください。
